自給自足で無駄なもののない
置いているものも食器も素敵で
猫と一緒に ゆったりした丁寧な暮らし
畑に行けば野菜や果物がある暮らし
素敵な田舎暮らしのインスタやYouTube
ああ、こんな暮らしいいなあ
実際のところは…
田舎に20年ぶりに帰って住んでみた 実際のところは?
家事情
まず田舎に戻った人がほぼ100%といっていいほど直面するであろう
家の物の多さ!!
これは本当に、ほんっとーーーに大変。
荷物のない暮らしをしていた私には、実家とは言え
なぜこんなにもこんなにも次から次へと年代物のとっておかれた物たちがでてくるのか
不思議で仕方なかった
しばらく毎日ゴミ処理場へまとめてはなん往復もするのだが
一向におわらない。
ものを大切にしてきたのはとてもいい事なのだが、人はみんな歳をとる。
20代だった私は40代に 50代だった母たちは70代に
当時と同じ体力があるわけないのに
死ぬほど重たいテーブルや家具 誰も運べない
そんなものがわんさか
そしてまた、これが良いものなんだよね
だから簡単には捨てられない
だけどいつかは誰かが片付けなきゃならんのよ
先祖代々のアルバム。誰だかわからぬ結婚式の写真。
ゴミに出すのは忍びないので4時間かけて燃やした。
使っていないこたつやお客様ようの布団も何組も。
なのにまた布団を買おうと言い出している。
まずは落ち着いて、捨ててからにしよう。これ以上ものを増やさないで!
と、日々ものとの格闘である。
引っ越しのタイミングできっとみんな捨てられないものも処分するが
田舎には引っ越しなどない
ずっと住んでるから。代々ずっと。
思い出は心の中とお家だけで十分だと思うんだよね。
半年すぎてまだまだ片付けたい私と捨てられない人びととのせめぎあい。笑
畑事情
ここだけは予測どおりでほぼまちがいない
理想的に畑は自分次第でできるし
野菜も果物も育つし とれたてが食べられる
近所からのたくさんのお裾分けもいただける
うんうん、田舎っていいよね。
と思える理想どおりじゃないかな。
物価事情
田舎は畑もたくさんあるし、野菜も果物もたくさん取れるし
土地も安いから物価もやすいはず!!
と思われがちだが、実際は、、、
私の場合は東京→島根なのでその印象で
産直市の野菜は安い!たくさん入って100-300円くらいで手に入る。
お肉はほぼ変わらない。
果物は旬に並ぶ産直のものはビッックリするほどの量が異常に安いこともある。
が、普段は東京と変わらない。
いちばん違うのはお魚の値段!
新鮮な魚がものすっごく安い!驚く!
お刺身もお寿司もスーパーのものでさえお魚のクオリティが高い!
1パック500円のお寿司でもかなりレベル高い。
お魚もノドグロなんて、雑魚と同じくらいの値段で売られてる。
小さいけど5尾入って298とか。とにかく安い。
日用品は逆に高め。価格競争がない分、都会の方が断然安い。
1ヶ月の食費(3人)で約3万
お米と野菜は自給自足なので、それ以外。
ランチ外食も含めて、大きな節約はせず、ほぼ自炊。
3人3万で食べたいものは食べれる。
食費は新鮮なものが安く食べれたり、畑で次々野菜がとれたり
お裾分けが来たりするので、それで十分まかなえる。
家の片付けと補修などをがんばってクリアできるだけの体力があれば
田舎暮らしは悪くない。
ただ、正直、体力なくなってから田舎でのんびり、、、
できるほど、田舎暮らしは甘くない。
都会暮らしよりも、体力、持久力必要。
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