はじめての溝きり
はじめての畝(うね)たて
そして草をかけられた私の畑
とうとう初めての種まき!
初めての種まき 大豆/小豆/黒豆
はじめての畑にまく 記念すべき最初のタネ
豆3種
というのも、マメ科の植物はは痩せた土地でも育つと聞き植えることにした。
大豆(マメ科)の植物すごい!まくだけで土壌改良!?
大豆だけでなくマメ科の植物は根粒菌と共生しているものが多い。
大豆は根粒菌により空気中の窒素を固定する性質があり、痩せた土地でもよく育つそう。
こう聞くとなんだか難しいが
空気中の窒素はそのまま植物に取り込むことができないため
植物が利用できるように変換されなければならない。
その事を窒素固定と呼ぶ。
つまり、痩せて植物が育たないような土地でも
マメ科の植物たちは自分で窒素を変換しながら
他の植物が育たないような場所でも自分で育ち
さらには葉を落とし、枯れ
空気中の窒素がどんどん他の植物が使える形になって、土に蓄積されていく。
痩せた土地までも肥やして、他の植物が育つことができるように
土壌も改良してくれる。
なんとも優秀なマメ科の植物!
大豆のまきどき
早生:4〜5月 中生:5〜6月 晩生:6〜7月
ちなみに、私はまき時をのがし、8月頭くらいにタネを巻いたのだがしっかり育った。
青いうちにたべれば枝豆として 乾燥するまでまてば大豆として食せる
種降ろし
畝幅は60cmくらい
株間も60cmくらいで降ろす
まき方は点まき(間隔をあけて部分的にタネをまく)
- 種を降ろすところだけ土の表面の草をはがす
- 種を1か所に3〜4粒降ろす
- はがした土をほぐしてかぶせ、軽く抑える
- 上から刈った草をかけておく
1週間〜10日で発芽
1か所に2本だけ残して間引きする
周囲の草に大豆が負けそうであれば、随時草を刈って大豆のまわりにかけておく
食べ頃
枝豆の場合…開花から約20~30日で収穫
大豆の場合…葉が落ち豆の鞘も、茎も茶色になり、さやを触って中の豆が乾燥して乾いた音がするようになったら収穫
私は実際まいてから、2回ほど伸びすぎた草を刈り、周りにしいた。
あとは水もやっていないし、肥料もやっていない。
もちろん薬なども与えていない。
自然の雨とおひさまとあとは虫や微生物たち、植物の生命力だけで育った。
自然農はほんとうにすごいな、と思う。
こうしてまいた数粒の種が土をこやしてくれた。
おかげで苔だらけだった畑は
冬が終わる頃、全く別の畑に生まれ変わっていた。
苔がほとんどで、草も丈の短いものがちょろちょろだった畑は
仏の座やおおいぬのふぐりが生える畑になっていた。
そして大豆も黒豆も小豆も
立派に収穫できた!!
初めての種はみごとに育った。
ありがとう。
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